症例報告

産後2ヶ月。背中と肩が凝るのと、両手首が腱鞘炎になりかけている(30代女性)

現在、産後2ヶ月。育児の疲労と睡眠不足、抱っこの疲労などで肩や背中が凝って仕方ない。
また両手首が時々痛む。常に痛いわけではなく、強い痛みというわけでもなく、筋肉痛のような疲労感がある。
妊娠前はデスクワークをしていていつも肩や背中が凝っていたが、そのときよりも今のほうがつらい。
ある程度は抱っこの疲労で覚悟しているが、手首が本格的に痛くなると嫌なので早めにと思い、サンフラワーカイロプラクティック横浜に来院した。

<初診時状態>
・腰の反り返り、両肩が前に変位している、頭の位置が極端に前方に行っている
・肩を回すように動かすと、硬くてうまく回らない上に、ゴリゴリ肩から音が鳴る
・腱鞘炎の検査をすると、痛いと言うほどでもないが、違和感と張りがある

<経過>
肩や背中のコリについては、肩と頭の位置の問題が強く出ていると考えた。また手首の状態も、肩の位置と関係があることを説明して施術を開始した。
初回はまず骨盤から整え、背中や肩を緩めていく。肩の位置を戻すようなストレッチと肩甲骨の動きをよくする施術をしっかり行う。手首周りの筋肉を緩める施術をしていったところ、背中や肩の張りがずいぶん楽になった。治療前に腱鞘炎の検査で、手首に張りを感じていたが、それも軽減していた。
自分でできるストレッチを教える。

2回目(1週間後)。手首の違和感がほとんどなくなった。肩や背中は治療を受けてから4日くらいは楽だった。継続してアプローチ。

3回目(1週間後)。以前に比べたら肩や背中の張り感は、30%くらい。だいぶ楽。

それ以降は自分でできるストレッチをしながら、2、3週に一度くらいのメンテナンス治療をしている。

院長 小幡コメント

この方は抱っこの時に肩周りに力が入りすぎる傾向にありました。また、姿勢的な問題から肩や背中が凝りやすい状態だったので、姿勢を改善するアプローチの他に抱っこの時の気を付けるポイントを指導させてもらいました。
抱っこはやはり重いので負担は大きく、普段から比べたら疲れが出るのはある程度は仕方がないことです。ですが、ものすごくつらい状態で育児をするのと、多少の張りがあっても楽な状態で育児をするのでは、子供に対する影響も変わってきます。
この方の場合、肩が前に入ったり頭が前に出ている姿勢も、骨盤も関係していました。そのため全体的なアプローチをしています。
肩の位置が前に入ってしまうと、手首の位置も変わるため負担が来やすくなります。

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