10年以上前から時々腰が痛みやすかった。数日前、特に普段と変わりなく仕事をしていたら、立ち上がるときに腰に違和感を感じた。その後座っているのがとても痛く、座った状態から立ち上がるのがとても痛い。痛みは腰の中央部にある。歩いたりするのはそれほどでもないが、腰の痛みがひどいのでインターネットで検索してサンフラワーカイロプラクティック横浜に来院した。
<初診時状態>
・骨盤が右にシフトしているのと、腰のカーブ(前弯)が強くなっている。第5腰椎と骨盤部の反り返りが強い
・前屈、後屈、回旋などすべての動作で痛みがあるが、特に腰を反らす動作(後屈)が痛みが強い
・腰の触診をすると、第5腰椎が前に凹んでいるような印象
<経過>
腰の反り返りが強く、それにより腰の関節を圧迫するような状態になっていて痛みを起こしていると考え治療を行った。
初回は、腰の反り返りに関係する筋肉を緩め、大腰筋というおなか側の筋肉をしっかりアプローチ。その後、腰の反り返りを取るような矯正を行った。治療後はだいぶ痛みが取れたが、反らす動作は最終域で痛みが起こる。
2回目(2日後)。どうしても明日から出張に行くとのことで、間隔を詰めて治療。前回治療後からだいぶ状態はよく、特に翌日はこの前の痛みが気にならないくらいだった。ただ、腰全体的に変な張りを感じる。継続して治療。治療後は腰の張りがだいぶとれた。
海外出張とのことなので、また帰国したら治療をすることに。
担当 小幡コメント
ギックリまでは至らなくても、だいぶひどい状態でした。椅子から立ちあがる動作がだいぶきつそうで、大腰筋というおなか側の筋肉の緊張が関わっていると考え治療したところ、痛みはだいぶとれました。
元々、腰が反り返っているタイプで、少し第5腰椎が陥没しているような状態だったため、第5腰椎と骨盤の間の関節が狭くなっていると考えられます。すべり症のような状態が考えられ、それにより腰の関節が圧迫されているのでしょう。それにプラスして大腰筋の張りが出てくると腰痛になるようでした。そのため、自分でもできるストレッチを処方し、なるべく負担がかからないように普段から気を付けてもらうだけでも違うと思います。
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