症例報告

左背中が痛い(20代男性)

20代男性、今年から仕事を始めて、左の背中が痛むようになった。
仕事は主にデスクワークで、仕事をしていると左の肩甲骨あたりが重く痛みを持つ。

自分でストレッチしてみたりいろいろやってはみたが、改善する気配がないのでサンフラワーカイロプラクティック横浜に来院した。

Contents

初回の状態

・姿勢をチェックすると、左肩甲骨がやや外側に変位し、左肩が前に出ている
・骨盤の傾きが大きく、左短下肢

可動域検査で痛みはないものの、左肩の動きが右肩に比べると悪い(特に水平伸展の動きと外転する動き)

経過

姿勢の崩れにより左肩甲骨内側にストレスが溜まっている状態と考え施術を行った。

初回はまず骨盤と足の調整から行い、胸椎へのアジャスト。
左肩甲骨の動きを良くしながら肩の位置を戻していく施術を行い、ストレッチとモビリゼーションを行った。
最後に頚椎の調整。

この時点で姿勢が改善し、自覚症状としても痛みが消失。
自分で出来るストレッチ法を教えた。

当院までの距離が遠いため継続して通うのはなかなか難しいため、以後は不定期に調整している。
ストレッチをすれば痛みが強いという状態まではいかないものの、本来であれば3週間に一度程度は施術を受けたいとのことだが、なかなか難しいため横浜に来ることが出来るタイミングで施術を行っている。

院長 小幡コメント

症状自体は珍しいものではなく、肩甲骨が外側に開いた状態になっているために肩甲骨内側が疲れてしまうというタイプのものです。
このような状態では、背中側ではなく胸側(小胸筋)と脇の下の緩和が重要で、胸側と脇の下辺りが硬いままだと肩の位置が前に入ったままになってしまいます。
そのため、当院オリジナルの施術法で肩甲骨をリリースしながら肩の位置を戻していきました。

このような症状の場合、肩周りだけが悪さをしているわけではないことが多いため、骨盤などもチェックして足や骨盤へも施術をしています。

姿勢改善は、体の一部分だけに着目してもなかなか改善しません。
一見関係無さそうな足首まで関係することがあります。

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