症例報告

スノーボードをしてぎっくり腰に(20代男性)

3日前にスノーボードをしているときに、ぎっくり腰になった。
高校時代から時々腰痛があり、ぎっくり腰も何度かやっている。
昨日整形外科に行ったところ、椎間板が痛んでいると言われて薬の処方を受けたが、多少は楽になっているが前屈みになったり、ずっと座っていて立つときに痛みがある。
今日は歩いていても痛みがあった。

数日たっても良くならないため、インターネットで検索してサンフラワーカイロプラクティック横浜に来院した。

Contents

初診時状態

・可動域検査をすると、前屈、後屈はほとんどできない上に痛い。
・臀部を押さえながらだと、上記の動作が多少楽になる。
・仰向けで寝ている状態で足上げ検査をすると、腰に痛みが出る。
・腹部を圧迫しながらだと、足上げ検査の痛みが減る。
・姿勢を見ると、腰の付け根が大きく反り返っている。
・腹部を押すと、強い痛みがある。

経過

腰部の筋肉が攣っている状態が疑われたので、筋肉の調整を行った。
初回はまず仰向けの状態で腹部を緩めていった。押されると強い痛みがあったものの、腹部を緩めると足上げ検査での腰の痛みが減少した。
その後足回りの筋肉を緩めて、一度立ちあがってもらい前屈してもらったところ、最初よりも可動域が改善。
痛みも減少。

2回目(3日後)。だいぶ良くなっている。
可動域検査をしたところ、前屈は75度くらい出来、後屈も25度くらい出来ていた。
骨盤の調整を行い、継続して腹部と足の緩和を行った。

3回目(4日後)。全く問題なし。
骨盤のズレが残っていたので骨盤の調整と足の緩和、背中の緩和を行い、ぎっくり腰予防のストレッチを教えて施術を終了した。

院長 小幡コメント

典型的なぎっくり腰で、腰と股関節を結ぶ筋肉が攣っている状態でした。
このような状態のときはまず腹部から緩めるのが正しく、腹部を調整しただけでだいぶ緩和されていきました。

整形外科では椎間板が痛んでいると指摘されたそうですが、正直なところレントゲンを撮っても椎間板が痛んでいるかどうかはわかりません。
また、椎間板性のぎっくり腰の場合、痛みが取れるまでもっと時間がかかるため、単純に筋肉が攣った状態と考えられました。

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