症例報告

2年前より五十肩で肩が上がらない(50代女性)

2年ほど前から左肩が上がらなくなった。最初の頃は安静にしていても痛みがあったが、もうだいぶ時間が経っていて安静にしているときの痛みはない。肩を動かすと痛みがあり、前からなら多少は上がるが、横からは上げることが困難。
整形外科では1年くらいで良くなると言われたが、確かに最初の頃よりはマシ。でも自由に肩を動かすことはできない。
この一年くらいは整骨院に通ってマッサージ整体を受けていたが、これを受け始めてからの改善はあまり感じていない。

会社の同僚からサンフラワーカイロプラクティック横浜のことを聞いて、一度試しに来院した。

<初診時状態>
・肩を前方から挙げる動作(屈曲)は70度くらいは上がるがそれ以上は痛い
・横から挙げる動き(外転)は、40度くらいしかできない
・肩を後方に回して背中を掻くような動作は全くできない
・骨盤を立たせて背中を伸ばした状態で上記の動作をすると、少し肩が上がりやすくなる
・整形外科では石灰沈着が少しあると言われている

<経過>
五十肩の慢性期と考え施術を開始した。

まず、肩よりも先に骨盤と背中の施術から始める。これだけでも多少肩が上がりやすくなった。
その後ゆっくりと肩を動かす施術を行い、肩の可動域を増やしていく。
肩関節と肩甲骨の引っ掛かりを取るようなテクニックを使うと、前から肩を挙げる動作(屈曲)は水平よりもやや上にいくように(70度⇒100度)。横からは40度⇒50度くらいと微増。

様々な施術を組み合わせながら施術していったところ、7回の施術で前から挙げる動作は160度くらいまで上がるようになった。
横から挙げる方向はまだ制限があり水平よりやや上くらいまでしかいかないが、本人的には以前とは全然違うと喜んでいただけた。
現在も施術を継続中。

院長 小幡コメント

五十肩は自然に放置していても、2年もすればもうちょっと回復していることが多いです。
しかしながら2年経ってもあまり回復していないようで、肩の可動域は大きく制限されていました。
四十肩や五十肩の人でなくても、背中が丸まっているとそれだけで肩の上がりが悪くなります。なのでまずは骨盤をしっかり立てて背中が丸まっているところから調整していきました。
それだけでも肩が少し上がるようになるのですが、肩甲骨の癒着を剥がすような施術をしていったところ肩の可動域がグングン良くなっていきました。

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