当院で最も多い症状の一つに、肩こりがあります。
肩が痛い、肩が重い、肩がこる、頭痛もするetc・・・様々な訴えをもって当院に来院されます。
肩こりで良くみられるパターンに、肩が前に入っていたり、頭の位置が前に変位しているという姿勢の問題がよく見られます。
（詳しくは肩こりのページにて）
ここで書かれている部分を調整すればそれでよくなる人もいますが、より複雑な問題を抱えている人も多く見られます。
例えばですが、背中が丸まってしまいその結果頭が前に出ているケース。
人間の身体は、頭だけ前に出そうと思ってもそうはなりません。
背中が丸まってしまうから結果的に頭が前に出るのです。
こういう場合、骨盤の状態も関わっていることが多いです。
座っている状態で骨盤が寝る（＝骨盤が後ろに回転する）形になると、必然的に背中が丸まってしまいます。
分かりやすく言うと、あぐらと正座の違いです。
あぐらの状態では、骨盤を立てることが難しいので必然的に背中が丸まってしまいます。
正座では骨盤が立つような状態になるため、背中が丸まりにくいといえます。
骨盤のズレで骨盤がうまく立っていないと、背中が丸まって頭の位置も前に出てしまい、首や肩の筋肉が頭を支えるために大きなエネルギーを使うために凝ってきます。
このように、肩こりでは骨盤も関係することがあります。
中には『緊張しやすい』性格の人もいます。
こういう人の肩周りを見ていくと、肩が釣りあがって『自分の意志とは無関係に』肩周りの筋肉を酷使しているケースもあります。
こういう人の場合、肩周りを緩めようと思っても緩まないケースがあります。具体的にどういうことが関係して『勝手に緊張している』のかはその人によって異なるのですが、ストレスだったり原因は様々です。
当院でもそういう症状の方は多いですが、ある部分を緩めていくと身体の緊張が抜けていくケースが多いように感じています。
すぐに凝ってきてしまう肩こりでお悩みの方は、是非一度ご相談ください。
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