四十肩、五十肩は早めに施術を開始したほうが早期改善が見込めます。

ここ最近ですが、四十肩や五十肩で来院される方が増えています。
四十肩と五十肩は、本質的には同じものです。
発症したのが四十代なのか、五十代なのかの違いだけです。

四十肩も五十肩も、専門的には肩関節周囲炎と呼ばれます。
この症状の方にいろいろ質問すると、多くの方は【ある日突然肩が痛み出した】とか【ある日突然肩が上がらなくなった】と訴える人が多いのですが、私の経験上では、実際の発症に気が付いていないまま進行しているケースが多いような感じがします。

というのも、日常生活の中で、肩を一番上まで上げるようなことってありそうでありません。
電車でつり革に掴まることも、多くの人は肩自体は途中までしか上げておらず、肘から先が上を向いて掴まっているだけです。
背が低い方はまた別かもしれませんが・・・

実際に四十肩や五十肩になってしまうと、例えば服の着替えが困難です。
Tシャツを自力で脱ぐことも困難というケースも多々あります。

完全に四十肩や五十肩になりきる前に、ある程度早い段階で気が付いていれば早期改善できたのに・・・というケースが多いのですが、予防法＆チェック法として、毎日大きく背伸びすることをオススメしています。
肩を完全に上まで上げるわけです。

これで違和感や痛みがあるようなら、四十肩、五十肩の予備軍の可能性もあるので施術を開始すれば四十肩や五十肩に至ることを防げる可能性が高まります。
ストレッチ効果もありますし、普段猫背気味になっている背中を伸ばす効果も高いので、単純だけどオススメなのが大きく背伸びです。