近年、中学生とか高校生など学生さんの肩こりで施術することが多々あります。
私自身は高校三年生の受験勉強時期には肩こりがひどかった思い出がありますが、最近では小学生の肩こりについても相談を受けることがあり、肩こりの低年齢化が激しいような印象です。
中学生や高校生などは、教科書関係でかなりの重さの荷物を持っています。
それに加えてカバン自体が重いというケースもあり、重たい荷物を常に持っている学生さんはそれだけでも身体を酷使していると言えます。
私は田舎育ちなもんで、ほとんど校則らしい校則もないような高校を出ていますが、学校によっては【学校指定のカバン】じゃないとダメという学校もあるようです。
そういうカバンほど重かったり、手持ちだったりなどで負担は大きいですね。
ちょっとお客さんから依頼があり、学校指定のカバン以外にするための意見書を作成しました。
学校指定のカバンを使うと肩こりがひどくなるということで、姿勢的な面と体への負担という面から書類を作成し、学校に提出。
無事に申請が認められたということで、私としてもうれしい限りです。
さて、私自身はいくつかのカバンを持っていますが、普段使っているのはほぼ一種類で、スポーツブランドのリュックを使っています。
これは元々はサイクリング用でして、ドイターというブランドのバッグです。
このドイターのものを使っている理由ですが、背中が当たる部分に大きなパットが入っています。
これの効果で、肩にズッシリ乗っかっている感が全くないんですよね。
これのおかげで、それなりに重たい荷物になってもそれほど肩に疲労感を感じません。
肩こりを訴えている学生さんを見ると、姿勢の悪さと身体の柔軟性のなさが目立つ人が多いように感じます。
肩こりの場合、主に肩甲骨周りの柔軟性が関係してくるのですが、それは直接的な部分です。
間接的には、骨盤や股関節、足回りまで関係してきます。
当院では、肩こりに対して全体的なバランスを見ながら調整していきますが、意外と関係してくるのは足の硬さです。
全体的にバランスを取ることが、肩こりしにくくなる身体つくりへの第一歩だと感じます。
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