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脊柱管狭窄症について

ここ最近、脊柱管狭窄症で来院される方がとても多いです。
狭窄症の治療についてお問い合わせを頂くことも少なくありません。

脊柱管狭窄症は、脊柱管という神経の通り道が何らかの原因で圧迫されて、足に痛みや痺れを起こすものです。
腰痛はある場合が多いですが、ない場合もあります。
こちらに詳しく書いてありますので、参照にしてください。

脊柱管狭窄症の詳しい説明はこちら(外部リンクです)

脊柱管狭窄症の特徴としては、間欠跛行(かんけつはこう)というものがあります。
これは一定距離を歩くと、足に痛みや痺れが出てきて歩けなくなるが、座って休むと回復し、また一定距離を歩くと痛みや痺れが出てくる状態です。

腰椎は正常でも、前弯と言って前側にカーブしています。
前弯が強くなる(=腰を反らす方向)にすると、脊柱管は物理的にスペースが狭くなります
逆に前弯が減少する(=腰を前屈する方向)にすると、脊柱管は広がっていきます

脊柱管狭窄症の原因は様々ありますが、特に多いのは変形性関節症という、いわば骨の変形です。
骨が変形して出っ張っていたりするために、脊柱管のスペースが狭くなっていることが多いです。

じゃあ手術して骨の出っ張りを取らないと良くならないのか?と聞かれると、確かに手術が効果を発揮する場合もあります。
しかしながら、手術しないでも痛みや痺れがなくなる場合も多々あります。

手術しないで痛みや痺れがなくなる場合ですが、これには2通りのパターンがあります。

Contents

1、骨の出っ張りが軽微であり、さらに腰椎の過剰前弯がある場合

上にも書きましたが、腰椎は正常でも前弯と言って前側にカーブしています。

そして前弯が強すぎる場合に、より脊柱管のスペースが狭くなると書きました。
前弯が強すぎる場合、過剰な前弯を整えるだけでも脊柱管のスペースが広がり、結果として脊柱管狭窄症の症状が軽減することがあります。

前弯増大はいわゆるお腹ポッコリ状態になっているため、腹圧を高めるようにするだけでも多少変わります。

2、そもそも脊柱管狭窄症ではない場合

これ、実は多いです。
そもそもですが、整形外科で脊柱管狭窄症の診断が下されるとき、ほとんどの場合は問診による症状の確認と、MRIによる脊柱管の画像で診断されているようです。
これは非常に難しいのですが、どれくらい狭くなったから症状が現れるという明確な基準があるわけではなく、また神経が圧迫されていても痛みや痺れが出る人もいれば出ない人もいます
そのため、MRIで脊柱管が狭くなっているから脊柱管狭窄症だね、と単純に言えないことも多いのです

当院で見ている限りでは、お尻の筋肉のトリガーポイントによる痛みの場合も多々あります。
トリガーポイントと言うのは筋肉に出来たシコリで、シコリから痛みや痺れを放散する性質があります。
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これはお尻の筋肉にトリガーポイントができた場合に、痛みや痺れが放散している様子です。
これの場合、トリガーポイントを押すと、足まで痛みが広がります。

脊柱管狭窄症でお悩みの方は、是非サンフラワーカイロプラクティック横浜にご相談ください。

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