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肩コリというのは、意外と複雑です。
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2020年03月12日 category : ブログ, 肩こり 

当院にいらっしゃる方の中で、多い症状と言うと肩コリです。
肩コリは、肩周りの筋肉が凝っていることですが、単に肩周りを緩めてあげれば改善するというほど単純なものではありません。

よく見られる肩コリの例

よく見られる肩コリの例ですが、肩の位置が前に入っていて、肩甲骨が外側に開いているような状態です。

このような状態になってしまう原因ですが、大胸筋、小胸筋といった【身体の前側の筋肉】が柔軟性を失い、前に引っ張っていることが挙げられます。

 

その状態を考慮しないまま、単に肩だけ揉んでも、改善しません。
せいぜい、その場は気持ちよかった程度の話です。

こういう【肩が前に入った状態】ですが、大胸筋や小胸筋を伸ばしてあげること(ストレッチ)もそうですが、脇の下の筋肉を緩めることも実は大切です。
当院では肩コリを訴える方の多くに、胸を開く施術と、脇の下を緩める施術を行います。
結構多い声としては、脇の下の筋肉を押すと、それだけで肩が緩んでいくように感じるという話。

 

なのでかなり有効な施術なんですが、身体を横から見て、前後方向のアンバランスで、しかも上半身だけに偏って見ています。

 

前後方向のバランスでいうと、背骨の湾曲も関係します。

背骨は、首が前湾といって、前にカーブしており、背中(胸椎)は後湾といって後ろにカーブします。
これが腰でまた前にカーブしているのですが、このバランスが崩れていると、例えば頭が前に出てしまうなど姿勢に影響します。

頭ってかなり重いので、前に行けば行くほど、頭を支えるのに首や肩の筋力を使うんですね。
重いものを持つときに、身体に近いところで持つのと、身体からやや離した状態で持つの、どっちがラクですか?という話です。

単一の原因であることは少ない

肩コリを訴える人の多くは、慢性的に、長年肩コリという人ばかりです。
何か身体に不調が起こっている場合に、当初は一つの原因で起こっていたとしても、時間が経つにつれ、無意識の補正が入ります。
上手く使えないところがあるから、ほかのところが頑張るみたいなこと。

 

そうなると、ほかに頑張ったところにも不調が出始めて、いろんなところに原因が発生するんですね。
そのため、肩コリを訴えてくる方であっても、骨盤とか足首などにも不調が波及していることもあります。

 

15分マッサージみたいなのって、とりあえずつらいところをほぐすということなんでしょうけど、肩コリの原因は一切考慮せずマッサージするので、結果的に改善することもありません。
そういうことで、原因を見つけてアプローチする、長年持っている症状ほど原因が一つだけとは限らないので、全身のバランスを見て調整したほうが肩コリも改善が早いわけです。

 

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