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ボキボキするか、しないか?

カイロプラクティックの施術には、いわゆるボキボキするものもあれば、ボキボキしないものもあります。
当院では、ボキボキして欲しくないという方も来ますので、そういう方に無理矢理ボキボキする施術はしません(当たり前ですが)。

Contents

ボキボキ音の正体

ボキボキと関節音が鳴る施術ですが、これは関節を動かしたときに、関節内にある関節液が急速に気化する音等と言われます。
関節が擦れて音が鳴っているわけではありません。

この施術ですが、一般的には次の目的で行われます。
・関節の動きが悪く、引っ掛かりがあるため

よく言われる関節のズレですが、単に位置を正常化するというだけの話ではありません。
どこにボキッという施術をするかですが、姿勢検査や脚長検査、触診などからいわゆる【位置的なズレ】を探します。
そのあと、その関節をいろんな方向に動かしてみて、左右の回旋動作、左右の側屈動作などで、左右差がないか、引っ掛かりがないかを見ていきます。

位置的なズレがあっても、動きが正常ならボキっという施術はしません。
あくまでも引っ掛かりがありスムーズに動いていない関節に対する施術です。

ボキボキしない施術

当院ではボキボキしない施術も行いますが、先ほど書いたように、ボキッとする施術の場合、動きが悪い関節に対して行います。
ボキッとする施術のほうが効果が高いことが多いのですが、関節を揺らすようにしていると引っ掛かりが取れることもあり、ボキボキして欲しくないという方には関節を揺らしたりすることで動きをつけていきます。

また、これは骨盤に対する施術ですが、

主にうつぶせになって、このようなブロックと呼ばれるものを骨盤の下に置いて寝るだけで、位置的な異常は解消できます。

このような施術を組み合わせることで、ボキボキしない施術でも効果を出すことが出来ます。

無意味にボキボキは厳禁

たまにいるのですが、自分で首などを捻ってボキッと鳴らしている方がいます。
これですが、こちらからすると、触ると【もしかして、自分で鳴らす癖ありません?】と分かることも多いです。

というのも、ボキっとすることで関節を動かすのですが、無意味に自分でボキボキしている方の場合、首などの関節が緩いことが多いのです。
関節が緩いというのは、首の可動域とはまた違っていて、首全体の可動域については、首の関節が緩い人でも硬い場合があります。
こちらで調べるときの関節の硬さというのは、関節をゆっくり押したときの跳ね返りとでもいいましょうか。
自分で鳴らしている方は、これが非常に緩くなっていて、関節が緩い分を筋肉が硬くなって支えているケースもあります。

なので自分で鳴らすという行為は、その場はスッキリした気分になっても、トータルで見ると悪化しています。

当院では様々な施術法を使って、最終的に改善するようにしていますが、最近はボキボキが苦手だという方も多い気がします。
様々な施術法を使っていますので、施術前に不安な方は遠慮なくお伝えください。

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