症例報告

ここ最近、四十肩や五十肩で来院される方が増えています

ここ最近、四十肩や五十肩で来院される方がとても増えています。
特に季節的なものではなく、たまたまなのですが・・・

四十肩や五十肩の場合、モビリゼーションというテクニックが非常に有効です。
モビリゼーションというのは、関節に対してゆっくりとした細かい動きを与えることで、徐々に関節の可動域が上がっていくという方法です。

肩が上がらないという場合、問題となる部分はいくつかあります。
肩関節は、肩甲骨と上腕骨で形成される関節ですが、肩が上がっていく動きでは動くのは肩関節だけではありません。

肩の動きと同時に、肩甲骨自体も外側に動いていきます。

この図は肩甲骨の内側に張りが出る人のイメージ図ですが、肩が上がる動作では肩甲骨が外側に動かないと上がっていきません。

それと同時に、鎖骨も動く必要があります。
鎖骨は胸の前にある胸骨と関節を形成しているので、胸骨と鎖骨の間で引っかかりがあっても肩はスムーズに動きません。

また背中の状態も大切です。
肩が上がっていく【最終域】では、背骨が湾曲することで最終域まで肩が上がるようになっています。
そのため、背骨の歪みや背中の張りによっても肩に障害が出ます。

人にもよりますが、股関節の動きも関係することがあります。
運動連鎖で肩関節と股関節には密接な関係があるため、股関節の動きもチェックして施術していくと、肩が上がりやすくなることは多いです。

当院では四十肩や五十肩で病院でリハビリをしていたという方も多く来院されていますが、話を聞いていると【それでは良くならないだろうなぁ】と感じることも多々あります。
四十肩や五十肩の場合、肩が上がるという力学的なメカニズムを熟知している必要があり、肩が上がるメカニズムを知っていれば改善も早いのです。

四十肩や五十肩でお悩みの方は是非ご相談ください。

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