症例報告

顎関節症の痛み(20代女性)

思い当たるきっかけがあるわけでもないのだが、数か月前にある日朝起きたらアゴに違和感を感じ、その後アゴを開けるのが痛くて困難になった。
しばらく放置していれば治るかと思ったが治らず、顎関節症で有名な歯医者にも行ったが良くならず、困っていた。

口を開ける動作が一番痛みがあり、左のあごに鈍い痛みが走る。
大きく口を開けるのは無理で、おにぎりなどもそのまま嚙みつくことはできない。

整体に行ったりもしたが良くならなかったので、インターネットで検索してサンフラワーカイロプラクティック横浜に来院した。

Contents

初診時状態

・口を開ける動作は、指一本分よりは開くものの、指二本分は開かない。
・上を向くように首を動かしながら顎を開けると、指二本分ちょっと開く。
・胸を開くような姿勢を取ってもらうと、さらに顎が開く。
・腹部の緊張を取るように腹部を押しながら口を開けてもらうと、かなり口が開く。

経過

顎関節症には間違いないが、顎関節自体の問題よりも骨盤や背中の問題から二次的に顎関節に負担が来ていると考え、施術を開始した。

初回はまず骨盤周りから整え、腹部の緊張を取る施術を行った。
背中が丸まっているとの肩が前に入っている部分をストレッチと緩和操作で調整し、この時点で口を開けてもらうと最初より開くようになっていた。
首の調整を行ったが、首の施術後はそれほど口の開きに変化はなかった。
状態から見て全身のバランスが関わっているため、ちょっと時間はかかるかもしれないが週に一回の施術を提案した。

その後、週に一回、合計10回の施術を行い、口の開きは元通りになり、痛みもなくなったので施術を終了した。

院長 小幡コメント

顎関節症の場合、顎関節単独で悪いことはマレです。
この方の場合、姿勢的に崩れた結果、最終的に顎関節に負担が来ていた状態なので、顎関節を施術しても良くなりません。
問題を起こしているほかの部分から施術して解決していくことが重要です。

幸い、施術するたびに効果を実感していただけたので、10回の施術で元通りになりました。

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