症例報告

ぎっくり腰をしてから、腰が伸びない。整形外科ですべり症と言われた(40代男性)

1か月前にぎっくり腰になり、1週間ほど会社を休んだ。
動けるようにはなったが、腰が伸びない状態が続いている。
特に朝起きた時や、長時間座っていたあとは前かがみでしか動けなくなり、それが20分くらい経ってくるとようやくまっすぐになれる。
歩いていたり立っているほうが楽。
整形外科ではすべり症と言われたが、恐らくだいぶ前からあるものだと言われた。

この一か月くらい同じ状態が続いているため、インターネットで検索してサンフラワーカイロプラクティック横浜に来院した。

<初診時状態>
・立っている姿勢を見ると、やや前傾している。やや左重心。
・可動域を検査すると、前屈は問題なくできるが、反らす動作はほとんどできない。反らそうとすると腰ではなく股関節でしか動けない。
・股関節の可動域が左右ともに著しく制限されている。
・第5腰椎と仙骨の間が固まっており、動きが悪い
・腹部に強い緊張がある

<経過>
腹部の緊張と、第5腰椎と仙骨の間でズレているために腰を反らせなくなっていると考え施術を行った。
まず腹部の緊張から緩めていき、股関節の可動域を挙げていく。足回りを緩めていき骨盤の矯正。
ここまでやって一度立ってもらい腰を反らせてもらったところ、だいぶ反れるようになった。
背中を緩め、反らす動作に関わる肩のストレッチを行い初回は終了。

2回目(1週間後)。朝と長時間座っていたあとに腰が重い感じはするが、前みたいに前かがみでしかいられないような感じはなくなった。

3回目(1週間後)。だいぶ腰の重い感じも取れてきた。

4回目(2週間後)。運動もできる状態に改善した。
状態は良さそうだったので、それ以降は元々やっているスポーツのメンテナンスも含めて1か月に一度程度施術している。

院長 小幡コメント

大きく分けて二つの問題がありました。
一つは第5腰椎と仙骨の間に捻じれが起こり、関節が動かなくなっていたために腰を反らせなくなっている状態。
もう一つは腹部の奥にある大腰筋が固まってしまい、腰を反らす動作に制限がかかっている状態でした。

整形外科ですべり症と指摘されたとのことですが、恐らくは昔の古傷のようなものであって、今回の症状とは大きく関係ないと考え、見られた異常に対して施術をしました。

ちょっとした不具合で、体の動きには大きな制限がかかることがあります。
今回のケースも症状としては酷いほうでしたが、問題となっているポイントを施術したらすぐに腰を反らすことができるようになっていました。

ぎっくり腰のあと、腰の不調が続く人がいますが、適切に施術すれば症状は改善します。
似たような症状でお悩みの方はぜひご相談ください。

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