症例報告

妊娠7ヶ月。首を寝違えて痛い(30代女性)

3日前に首を寝違えた。その日は仕事に行かなければならず仕事に行ったが、ずっとデスクワークをしていたらどんどんひどくなり、首をほとんど動かせない状態になってしまった。その日は早退して近所の整骨院に行ったが、妊娠中であるというだけでほとんど治療をしてもらえなかった。
その後2日経って少しは首を動かすことができるようになってきたが、まだつらい。
妊娠中でも治療してもらえるところを会社の同僚から教えてもらい、サンフラワーカイロプラクティック横浜に来院した。

<初診時状態>
・上を向く動作(伸展)がほとんどできず、左右を向く動作(回旋)は40度くらい首を回すと痛みがある
・痛みは肩甲骨の間の背骨あたりに感じる
・左右に首を倒す動作(側屈)はあまり痛みがない
・肩甲骨同士を近づけるような姿勢になると、それだけで背骨が痛い

<経過>
肩甲骨の間にある背骨が大きくズレて痛みを起こしているのと、防御的に首や肩の筋肉が緊張しているのが原因と考え施術を開始した。
初回はまず肩甲骨周りや首を手で緩める治療を行い、大きくズレた背骨に関しては、ズレを戻す方向にゆっくりと反復した動きをつける治療をしていった。首の可動域が大きく制限されているため、痛みが出ないように注意しながら調整していった結果、左右に首を回す動きは痛みが70%くらい減少。上を向くのはつらいが、最初よりも寝て起きるときの痛みが大きく減っていた。

2回目(翌日)。朝起きるときは痛みがあったが、時間が経つにつれてあまり気にならなくなってきた。左右を向く動作はかなり調子がいいが、上を向く動作はまだ痛い。継続してアプローチし、背骨に矯正を行う。

3回目(翌日)。だいぶ普通通りに生活できるようになってきた。上を向く動作も少し怖さがあるが、昨日よりもできる。

4期雨(3日後)。ほぼ問題なし。首の可動域を見てもほとんど問題なし。元々肩こりと腰痛があるということなので、出産まで2週に一度くらいのペースでメンテナンスすることに。

院長 小幡コメント

背骨の捻挫のような状態でした。恐らくは寝ている体勢で背骨に変な捻じれが起こり、捻じれた状態で長時間いたことでズレてしまったのだと思われます。
妊娠中とのことですが、妊婦さん用のクッションを使ってうつ伏せで背中の調整を行い、あとはなるべく横向きになって負担が少ない体勢で施術していきました。

当院には妊婦さんも来院されますが、寝違えやぎっくり腰など急性の症状で来る方も珍しくありません。
妊婦さんでも安全に施術できるようにしていますので、妊婦さんで身体の痛みに悩まされている方は是非ご相談ください。

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