産後に腱鞘炎になり、手首の痛みを訴える方はとても多いです。
産後は赤ちゃんを抱っこするという負担が大きいですが、それ以外にも関わっている要素があります。
大きく分けて2つの原因から産後は腱鞘炎になりやすいです。
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1、ホルモンの影響
妊娠中、骨盤を開かせるためにリラキシンというホルモンが出てきます。
このホルモンは骨盤を開くためのホルモンですが、その作用は『関節を支えている靭帯を緩ませて、結果的に骨盤が開く』というものです。
そのため、全身の靭帯が緩み、全身的に関節は緩みます。
手首も多少緩むので、その影響で手首が不安定になってしまうのです。
2、抱っこによる負担
新生児は大人より軽いと言っても、毎日抱っこしているとやはり負担はかかります。
毎日、鉄アレイで筋トレしているようなものです。
それが何時間にも渡れば、手首を支える筋肉は筋疲労を起こし、痛みを発するようになってしまいます。
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産後の腱鞘炎の場合、単純に手首周りを治療してもなかなか取れないことがあります。肩の位置が少し前に入るだけでも手首にかかる負担が大きくなるので、肩周りから手首あたりまで状態を見て治療していきます。
手首には手根骨という、豆粒みたいな骨が8個あります。
これらが複雑に関節構造を作っていることで手は様々な動きが可能になるのですが、手根骨の位置を整えたり、肘から手首まで伸びている筋肉を緩めることで腱鞘炎は改善していくことが多いです。
ひどい場合だと少し手首を使うだけでも激痛が走ったり、包丁を握ることも困難なほど痛みを発することがあります。
あまりの痛さに抱っこが困難になってしまうこともありますので、異常を感じたら早めに来院しましょう。
産後のケアの症例
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