症例報告

自律神経失調のご相談が増えています。

当院では様々な症状を抱えた方が来院されていますが、この半年くらいで多い症状は、自律神経失調を訴える方です。
自律神経失調症というのは定義が難しい症状で、自律神経の働きは様々なので、動悸がする、めまいがする、発汗異常、クラクラする、不眠・・・などと挙げていけばキリがないほど多いものです。

Contents

病院で自律神経失調と言われる場合

病院で自律神経失調症と言われた方の共通点ですが、ほとんどのケースでは『これといって明確な病気を抱えておらず、それでいてめまい、頭痛、不眠など様々な不定愁訴を抱えている場合』です。

何かしらの病気を抱えていてそこから来る頭痛やめまいなら、自律神経失調症とは言われません。
いろんな検査をした結果、特に大きな病気などを抱えていないが、自律神経に関わる症状を訴えている場合に自律神経失調症と言われます。

なので例えばですが、血液検査をしたらこの数字が高いから自律神経失調とか、MRIを撮ったらこの所見があるから自律神経失調症のように、自律神経に関する検査で異常が出ているわけではないのも大きな特徴です。

自律神経失調の働き

自律神経というのは、自分の意志とは無関係に起こる体の働きを制御している神経です。
自分の意志とは無関係、というとわかりづらいかもしれませんが、例えば自分の意志で手を動かすことは出来ても、消化管の動きを自分の意志でコントロールすることはできません。

心臓の動きを自分でコントロールしたり、発汗を自分の意志でコントロールできないように、身体の働きを制御しているのが自律神経です。

自律神経には交感神経と副交感神経の二つがあります。
この二つは真逆の働きで、例えば心臓で言うならば、交感神経が優位になると心臓が活発に動き、副交感神経が優位になると心臓の働きが落ち着きます。

一般的に交感神経は活動的と言われ、その真逆の副交感神経はリラックスに関係します。
消化器については、副交感神経が優位になると消化が進み、真逆の交感神経が活発になれば消化器系の働きは弱まります。

精神状態とも大きな関係があり、緊張して鼓動が速くなる(=心臓の働きが活発になる)、発汗が進む、などは交感神経です。

自律神経はその場の状況に応じて自動制御するようなシステムです。
寝ようとしているのに交感神経が優位になれば、寝れません。
自律神経失調というのはこのように、本来とは違う働きになってしまい制御不能に陥っている状況とも言えます。

カイロプラクティックと自律神経

自律神経と背骨は密接な関係があり、背骨のズレが自律神経に影響するというのはずいぶん昔からよく知られたことです。
そのため背骨の調整をすることで、自律神経失調症が改善するというのはよくある話です。

当院では自律神経失調を訴える方に対して、症状、身体の状態などを総合判断して施術方針を決めていきます。
例えばですが、カイロプラクティックというとボキッと鳴らすような施術がありますが、当院にいらっしゃる方の状態を見ていると、ボキっとする矯正では刺激が強すぎると判断し、緩やかなテクニックを使っていくことも多いです。
このあたりは症状や状態、お客様の希望なども考慮して決めていきます。

当院では様々な症状の方が来ていますので、ある程度の改善の目安もお伝え出来ます。
自律神経失調でお悩みの方は、ぜひご相談ください。

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