症例報告

妊娠中に椎間板ヘルニアになり、動くことも困難に。

妊娠5ヶ月の時にふとした動作で腰がピキッとなり、ぎっくり腰になった。
その時は1週間くらい安静にしていて動けるようになったが、その後から左お尻が痛くなり、そのうちに左足が痺れるようになった。

整形外科に行ったところ、妊娠中でレントゲンは撮れないが椎間板ヘルニアだろうと言われ、薬を処方されたが良くなる兆しがない。
今は動くことはできるものの、座っていると左お尻が痛くなり、次第に左足が痺れてくる。
歩いている分には痺れはないが、じっと立ち止まっているときに痺れを感じる。

1ヶ月経って、良くも悪くもならずに膠着状態になっているため、インターネットで検索してサンフラワーカイロプラクティック横浜に来院した。

Contents

初診時状態

・姿勢を見ると、左足に重心がかからないように逃避姿勢が出ている
・身体を前屈すると左お尻に張りが強く出る。後屈しても左お尻に痛みが出る。
・骨盤を閉めるようにした状態で後屈すると、痛みが減る
・坐骨神経に負荷をかける検査をすると、左足に痺れが出る
・左お尻を押すと、左足全体に痺れが広がる
・腰椎に負荷をかけても、痛みやしびれはない

経過

左お尻の筋肉が強く緊張して、坐骨神経を圧迫している状態(梨状筋症候群)が疑われたので、骨盤や臀部の調整を行った。
初回は骨盤をゆっくりと閉じる方向に調整していき、臀部の緩和操作を行った。
股関節の可動域を上げる施術や足全体を緩める施術を行ったところ、前屈時のお尻の張りが減少。
トコちゃんベルトを使いように指示をした。

2回目(5日後)。トコちゃんベルトをしていると、お尻の痛みと痺れが50%程度緩和していた。継続してアプローチ。

3回目(1週間後)。お尻の痛みはだいぶ軽くなったが、最近お尻の痛みと無関係に足の指先に痺れを感じることがある。チェックしたところスネの筋肉と足首にも問題があったので施術。

その後週に一回ペースでさらに3回施術し(合計6回)、トコちゃんベルトをしなくてもほとんど痛みやしびれが出なくなったので、その後は様子を見ながらメンテナンスしている。

院長 小幡コメント


お尻の筋肉の中に梨状筋というものがありますが、この筋肉のすぐ下を坐骨神経が通っています。
梨状筋が強く緊張すると坐骨神経を圧迫して足先まで痺れることがあり、この方はこの状態でした。

なぜ梨状筋が緊張したかというと、左骨盤が右に比べて早く開きすぎている状態で、骨盤がグラグラで不安定なのを筋肉が安定させようと緊張している状態でした。
恐らくはぎっくり腰の時に骨盤にダメージを受けた結果だと思いますが、開きすぎている左骨盤を閉めるようなアプローチを行って症状は緩和しました。

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