症例報告

年末にぎっくり腰をしてから、座っていると腰が痛い(30代女性)

年末に掃除をしていたら、人生初のぎっくり腰になってしまった。
キッチンの上にある棚の掃除をしようと背伸びしたときに、腰がピキッとなった。
それから数日間はほぼ動くことができず、年明けにやっと動けるようになり仕事に行ったところ、5分程度座っているだけで猛烈に腰が張るような重い感じがあって座っていられなかった。
立っている、歩いているときにはもう痛みはない。
座っていると猛烈に腰が重くなり、そこから立ち上がるとしばらくはお年寄りのような前屈みのままでしか動けない。

しばらく経てば良くなるかと思ったが、一向に良くなる気配はなく、ここ数日は全く状態が変わらない。
仕事にならないのでインターネットで検索してサンフラワーカイロプラクティック横浜に来院した。

Contents

初診時状態

・姿勢を見ると、やや前屈みでやや右に体が流れている
・腰をそらす動作はほとんどできない。前屈は問題なくでき痛みもない
・股関節の可動域を見ると、開脚動作に強い制限がある

経過

ぎっくり腰で痛めたと思われる筋肉が強く固まっているのと、腰の付け根の関節の動きに制限があったので施術を行った。

初回はまず腹部の緊張を緩和していき、股関節の可動域を上げていく。
その後足回りの張りをしっかり緩めていき、第5腰椎の制限に対して矯正を行った。
施術後に腰をそらす動作をしてもらったところ、施術前に比べて80%以上良くなっているとの実感があり、わずかに腰に張りを感じる程度だった。
自宅で無理なくできる股関節のストレッチを教え、様子を見てもらう。

2回目(3日後)。前回治療して、翌日には座っていてもほとんど問題ないくらいだった。
腰をそらす動作をしてもらったところ、少し制限があったので治療。
これで様子を見てもらう。

2回目治療して3日後にメールにて、全く痛みがなくなって元通りの生活ができているとの報告があったので、これで治療を終了した。

院長 小幡コメント

頭上の棚を掃除しようと背伸びしたときに痛めたという話ですが、背伸びしようとすると腰が反ります。
このときに、腰の関節が変な位置にズレてしまったというのが一つと、ビックリして腹部の筋肉が緊張してしまったのが今回の原因と考えられました。
腹部の緊張を取った時点で腰が軽く感じていたそうですが、腰のズレを調整し、痛みが大きく改善しました。
寒い時期は体の動きも固まっているので、ちょっとした動作で痛めてしまうことがあります。
なのでこの時期は要注意です。

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