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妊娠中に多い手根管症候群

妊娠中によく見られる症状に、手根管症候群と言うものがあります。
手根管というのは、手首の『手のひら側』にある神経が通るトンネルで、手根管で神経が圧迫されると痺れを起こします。

妊娠中によく見られる原因ですが、妊娠中特有の『むくみ』により、神経の通り道が圧迫されるために起こります。
手根管症候群の主な症状や特徴ですが、
・朝、明け方などに手が痺れる
・主に人差し指から薬指あたりに痺れ
・日中は痺れないことが多い
・両手に起こることが多い
・むくみが強くなってくる妊娠後期に多い

朝や明け方というのは、人間の身体には水分量が貯蓄されている状態なので、むくみが強くなるからです。
さらに寝ていて動かさないというのも、むくみを増長させる原因になります。
片手に起こることもありますが、ほとんどの場合両手に起こります。

この症状、出産と同時にピタッとなくなることがほとんどですが、手が痺れていてうまく動かないのは、やはりストレスです。
ストレスを抱えたままの出産は、やはりいいことがありません。ストレスはお腹の中の子にも伝わります。

自力で対処できるかと言うと、
・塩分取り過ぎに注意!→むくみが強くなるのを予防
・冷えに注意!→循環が悪くなってむくみが強くなるのを予防

これくらいしか自力でできる予防策はありません。
当院には妊娠中の手根管症候群で来院される方もいますが、完全に痺れが取れた方もたくさんいますし、痺れがかなり弱くなったと言われることも多いです。
ポイントとなるのは、腋の下、前腕、手首。
このあたりをチェックして施術すると、痺れが改善していくことが多いです。

妊娠中に安心して受けることができる整体やカイロプラクティックは限られていますが、当院では特殊なクッションを使うなど工夫して安心して安全に、より効果的に施術しています。

神経は圧迫されている期間が長いほどダメージを受けますので、気になる方はお早めにご連絡ください。

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