症例報告

数日前に風邪を引いて、風邪が治ったあとから頭痛がする(30代女性)

数日前に風邪を引いた。風邪は3日ほどでよくなったが、その2日後から頭痛がするようになった
思い当たることとしては、3日間ほとんど寝ていたため、首や肩が固まったように感じることくらい。普段は肩こりはしょっちゅう感じるが、頭痛がすることはあまりない。肩こりがかなり強くなるとまれに頭痛がすることがある。
3日間寝ていて首に凄い張りを感じるため、自分では首が原因と考えている。頭痛はおでこのあたりから頭頂部にかけて感じる。
実は数時間前に違う整体に行ってきたばかりで、そこでは首に原因があると言われ全身を調整してもらったが、頭痛は良くならなかった。家に帰って数時間たっても頭痛がつらく感じるため、インターネットで検索してサンフラワーカイロプラクティック横浜に来院した。

<初診時状態>
・寝ているときはあまり頭痛がないが、起きているときにズキズキする
・首の可動域を検査すると、下を向く動作で頭痛がひどくなる
鼻が詰まっている感じがする
顔面のいくつかのポイントを押すと、すごく痛い

<経過>
急性副鼻腔炎による頭痛が疑われたので、施術せずに耳鼻科に行くように指示した。
その日のうちに近所の耳鼻科に行き、副鼻腔炎と診断されたとメールで報告あり。

担当 小幡コメント

最初にお話を聞いた時点で急性副鼻腔炎が疑わしいとは思っていましたが、検査をしてもやはり副鼻腔炎が疑わしいので施術せずに病院に行ってもらいました。
副鼻腔炎と言うのはいわゆる蓄膿症のことですが、風邪を引いたときに細菌感染から副鼻腔に炎症が起こると、頭痛を起こすことがあります。
副鼻腔と言うのは鼻とつながっていて、おでこ(前額洞)、鼻の横(上顎洞)などいくつかの穴があります。

急性副鼻腔炎は目や脳に炎症が及ぶこともあるのと、慢性化すると厄介な病気なので、早急に専門医による治療が不可欠です。
多くの場合、下を向くと頭痛がひどくなるという特徴があります。また、副鼻腔を押すと痛みがひどいことが特徴として挙げられます。
慢性化した副鼻腔炎では、カイロプラクティックや整体の施術によって、鼻の通りが良くなることはあります。しかしながら、急性の場合はまずは専門医による治療が必要です。

首の張りがあったために患者さん自身も『首かな?』と思ったそうですが、この場合、いわゆる寝過ぎで首が凝ってきた可能性もあれば、副鼻腔炎や風邪に関係した症状として首が固まっていた可能性の両方が考えられます。

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