最近、猫背であることや姿勢が悪いことを気にして来院される方が増えています。
猫背にもいろいろタイプがありますが、良くみられるタイプを紹介します。
その前に、最もいい姿勢ってどんなのでしょうか?
いい姿勢を定義すると、『少ないエネルギーで負担なく姿勢を保てる状態』だと考えます。
姿勢を維持するにも、姿勢筋という筋肉が筋力を使うわけです。
それを少ないエネルギーで、さらにどこにも負担がない状態であれば、いいわけです。
左の図は重力線という姿勢を分析する上で大切な線です。
おおまかにいうと、足首、股関節、肩、耳あたりが一直線に並んでいるのが、最も効率的でいい姿勢とされています。
背中の状態(胸椎)を3段階にあらわしてみました。
一番左が背中のカーブがなくなった状態、真ん中が正常、右側がいわゆる猫背です。
背中が丸まりすぎて猫背になることで、頭の位置も変化します。
猫背になればなるほど頭の位置が前に行ってしまい、重たい頭を支えるために首や肩の筋肉が疲れます。
よく、ダラーっとした姿勢だと、このように背中が丸まって、頭の位置が前に行きますよね?
一見楽そうにしているようで、首や肩は重たい頭を支えるために余計に力を使うため、エネルギー消費が大きい姿勢と言えます。
猫背になり頭の位置が変化すると、縮こまる筋肉と伸ばされる筋肉が出来上がります。
当院では縮こまる筋肉を短縮筋、伸ばされる筋肉を伸張筋と呼んでいますが、短縮筋は筋肉本来の柔軟性を失い、ストレッチしようとしても伸びなくなり、一方の伸張筋は伸ばされた状態から元に戻す筋力が低下していると考えます。
このような状態では、まず短縮筋をしっかり伸びるようにしてあげることが必要です。
猫背になっていれば当然のように背骨のゆがみも起こっていて、歪みの矯正が必要になりますが、こういう筋肉のバランスも同時に改善していくと姿勢改善が早くなります。
サンフラワーカイロプラクティック横浜では、姿勢改善のために自分でできるストレッチも合わせて教えていきますので、姿勢が安定しやすくなります。
猫背でお悩みの方は、一度ご相談ください。
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