症例報告

妊娠9ヶ月。1週間前から歩くたびに右足の甲から足首が痛む(20代女性)

現在妊娠9ヶ月。1週間前から右足の甲から足首あたりが痛むようになった。特に思い当たるきっかけはない。最初は違和感程度だったが、すぐに痛みに変わってしまった。安静にしているときには痛みがないが、歩くとき、特に足を地面から離す時(蹴るとき)に痛みを感じ、まともに歩くことができない。
整形外科に行ってみたが、特にぶつけたりもしていないし骨は大丈夫でしょうと言われ、湿布をもらっただけで終わった。
出産してしまえばこの痛みもなくなるのかなと思ったが、まだ一ヶ月以上あるのでインターネットで検索してサンフラワーカイロプラクティック横浜に来院した。

<初診時状態>
・姿勢分析では左足に体重が乗っていて痛みから避けているのがわかる。やや右足が外側に向いている。
・歩行動作では、右足で蹴りだす時に痛み
・ベッドで寝ている状態で足首を動かしても、それほど痛みはない
・右足のアーチが落ちている
・右足のほうが左足よりも少し短い

<経過>
骨盤周りの歪みで右足に荷重がかかり、その結果足首周りのバランスを崩したと考え治療を行った。
初回は足のアーチを取り戻す方向へのアプローチと、足裏とふくらはぎの筋肉の緩和操作を行った。骨盤周りの歪みが原因で右足に負担がかかっていた可能性が高いと考えられたが、妊娠後期で骨盤周りには強い矯正は入れないほうがいいと判断し、ストレッチを使い骨盤周りのバランスを整えた。
治療後に歩いてもらったところ、痛みは70%減。

2回目(4日後)。前回来てから、痛みはだいぶ軽くなった状態が続いている。あと、前回いろいろ問診されてから自分でよーく考えてみたら、足が痛くなった2日ほど前にふくらはぎがこむら返りを起こして、すごく痛かったのを思い出した。
継続してアプローチ。

3回目(6日後)。やや違和感がある程度。治療後は違和感も取れたため、これで治療は終了し様子を見てもらうことに。

担当 小幡コメント

おそらくはふくらはぎがこむら返りして、その痛みをかばうために足首あたりに負担がかかったのでしょう。骨盤の歪みで右足が少し短い状態だったのも、右足に負担がかかった原因と考え、骨盤周りはストレッチ、足首周りは筋肉の捜査と関節の矯正で対処しました。
痛みは早く引いたので、一安心です。
妊娠中に痛みでストレスを抱えることはいいことではありませんから、異常を感じたら早めにカイロプラクティックへ行きましょう。

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