症例報告

首を寝違えてしまい、動かす瞬間にズキっとくる(20代女性)

昨日の朝、起きたときに右の首筋に痛みを感じた。そのときはそれほど強い痛みではなかったが、通勤の電車に乗っているうちにどんどん悪化し、今はを動かそうとするとズキっと痛みが出る。左を向くのは大丈夫だが、右を向くのが困難。このままでは仕事にも支障があるので、インターネットで検索してサンフラワーカイロプラクティック横浜に来院した。

<初診時状態>
・可動域検査では、上を向く、左右に首を倒す、右を向く動作で痛みがあり、その中でも右を向くのと上を向く動作が強く痛む
・首のある部分を押さえながらだと、上記の動作がほとんど痛みなく行える
・胸を開くような姿勢にすると、右を向くのが楽になる

<経過>
右の首と肩甲骨を結ぶ筋肉を痛めている状態と考え治療を行った。
まず、検査で見られた痛みが消えるポイントへアプローチし、さらに肩周りを横向きの状態でストレッチし肩甲骨の動きをつけた。
この時点で右を向く動作と左右に首を倒す動作が6割程度改善。上を向く動作が痛みが残る。
上部胸椎へのアプローチを行い、もう一度痛みが消えるポイントを念入りに緩めたところ、さっきよりはだいぶ改善が見られたが、上を向く動作がまだまだ。

2回目(翌日)。昨日より7割くらい改善している感じがする。継続してアプローチ。
治療後は上を向く動作もだいぶできるが、最終域ではまだ痛み。

3回目(2日後)。動かしたときの痛みはない。首全体的に重い感じがする。
治療後は首自体もスッキリし、特に問題がなさそうだったので寝違えの治療は終了した。
それ以降は不定期にメンテナンス治療として肩周りなどの張りを取るアプローチを行っている。

担当 小幡コメント

寝違えの場合、痛みを起こしている筋肉への直接的なアプローチよりも、痛みを起こしている筋肉に負担をかけている要素を取り除いたほうが内膳が早いことが多いです。この方の場合、首のあるポイントを押さえながらだと痛みなく首を動かせたことと、胸を張るような姿勢にすると首の可動域が改善していたのでこの2点を重点的にアプローチしました。
こういう症状の場合、左右の動きは改善しやすい傾向にあり、上を向く動作が最後まで残ってしまうことがあります。しかしこの方のようにどこをアプローチすれば改善するかが明確な場合は改善が早いです。
元々肩こりもあるとのことだったので、それ以降も時々いらっしゃっています。

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