腰椎分離症は、腰の骨の一部が骨折のような状態になり、骨が分離している状態を指します。

専門的には、関節突起間部というところが疲労骨折を起こしている状態です。

分離症が起こるメカニズムには様々考えられることがありますが、多くの場合『明確なきっかけ』はないことが多いです。

腰が痛いから整形外科でレントゲンを撮ってもらったら、たまたま見つかったというパターンが圧倒的です。

分離症は第5腰椎(腰椎の一番下)に多く見られます。

ただし、分離症があっても必ずしも痛みがあるわけでもなく、疲労骨折している部分が痛むというよりも、骨折部が不安定になっているために関節や筋肉に負担がかかり、負担が強くなったときに腰が痛くなるパターンが多いように感じます。

また、腰椎が分離すると、構造上骨が前に滑りやすくなります。

この状態を腰椎すべり症といい、レントゲンでは骨が前方に陥没したような状態として写ります。

すべり症の場合、骨が前方にすべることで関節が圧迫されやすくなり、腰痛の原因となることがあります。

関節は圧迫されることで、関節本来の動きが出来なくなり、関節が固着するような状態になります。

関節が固着すると周りの筋肉も固まりやすくなり、張りがでやすくなって痛みを起こすのです。

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分離症の場合、分離している部分が痛みを起こしていることは少なく、周りの部分に負担がかかって痛みを起こしていることが多いので、骨盤周りの施術や、周囲の筋肉のバランスを整えてあげることで痛みが軽減していくケースが多いです。

また、すべり症の場合も、滑っている部分を完全に元に戻すことはできないが、すべり症を起こしている上下の関節の動きを改善することで症状が軽減していくケースは多いです。

ただし、一度改善しても分離症、すべり症を持っている方は、分離やすべりを持っていない方に比べ腰痛を再発しやすいです。そのため、普段からストレッチをしたり、定期的にケアすることをオススメしています。

分離症・すべり症の症例

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