ぎっくり腰は急性腰痛ともいわれ、別名『魔女の一撃』と言われるくらい強い痛みが急激に起こってくるものです。

ぎっくり腰は病名ではなく、『急激に腰が痛くなり動くのも困難になった状態』全般を指します。そのため、ぎっくり腰といっても痛みの原因や症状の出方は様々で、人それぞれどこに問題があってぎっくり腰になっているか違います。

ぎっくり腰になるきっかけは様々ですが、よく聞くきっかけとしては、重たいものを持ち上げたくしゃみをしたなど腰回りに強い負荷がかかった瞬間が起こりやすいです。

また朝起きたときは少し腰が張る程度だったのが、時間が経つにつれどんどん腰を動かせなくなり、ついには立ったり座ったりするのも困難になるようなぎっくり腰もあります。

産後のお母さんでは、子供を抱っこしようと持ち上げたときや、おむつ替えなどで無理な体勢で作業をしていたときなどにもぎっくり腰が起こることがあります。

スポーツの現場でも、身体に強い衝撃がかかった時や、無理な体勢でプレーしていたとき、疲れがたまっている状態でのオーバーワークでもぎっくり腰になることがあります。

ぎっくり腰には様々なタイプがあります。

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1、前屈が出来ないぎっくり腰

このタイプでは筋肉性、関節性の問題など様々な可能性がありますが、多くの場合、腰の筋肉が強く緊張していたり、筋肉が攣ったような状態になっていて、それ以上伸ばされるのが困難になっています。

前屈するときの動作を見ていくと、腰、股関節が曲がる必要があり、さらにお尻の筋肉(臀筋)、太もも裏の筋肉(ハムストリング)、ふくらはぎが伸びないと前屈は不可能です。

従って、太もも裏や臀部を緩めるだけでも前屈がしやすくなります

また、椎間板を痛めている場合、前屈することが困難になる場合があります。

2、後屈ができないぎっくり腰(背中を伸ばせない)

後屈をする動作を見ていくと、後屈する際には腰の関節(腰椎椎間関節)が接近するような形になります。従って、腰の関節がズレて骨と骨が接近するような状態になっていると、そこから後屈することが困難になります

また腰を反らす動作では、身体の前側(腹筋側)が伸びます。腹筋側にある大腰筋という筋肉が強く緊張していたり、攣ったような状態になってると腰を反らすことが困難になります

大腰筋は腰椎から出て、おなかの中を通って股関節までついています。おなか側にある筋肉ですが、多くの場合腰に痛みとして感じます。また場合によっては、股関節の付け根あたりに痛みを感じます。

3、前屈・後屈どちらもほとんど動かせないぎっくり腰

腰や腹筋側の大腰筋が強くつったような状態になっていたり、関節での炎症が強かったり、椎間板の痛みがひどいとどの方向へも身体を動かすことが困難になります。

このような場合、まず足回りを緩め動ける範囲を増やしていき、ぎっくり腰を改善していきます。

4、座っていると立ち上がることが困難になるぎっくり腰

ぎっくり腰のほとんどのケースでは、座った状態から立ち上がることが困難になります。座っている状態では大腰筋が縮こまってしまい、そこから伸ばせなくなるということと、立っている状態に比べ腰の関節(腰椎椎間関節)や椎間板にかかる圧力が強くなるからです。そのため、検査を行い筋肉性、関節性、椎間板性など状態を見分ける必要があります。

サンフラワー カイロプラクティック横浜では・・・

ぎっくり腰の場合、まずどの動作ができなくてどの動作は大丈夫なのかを検査します

よく問題が見られるのが、足の筋肉の硬さと大腰筋というおなか側の筋肉が異常に硬縮しているケースです。

例えば、身体を前屈させるときに太もも裏の筋肉(ハムストリング)が伸びないとできないですが、 前屈ができない人の場合、ハムストリングを緩めるだけでも前屈しやすくなります。

また大腰筋というおなか側の筋肉は、腰と股関節を結んでいる筋肉でここが硬縮すると特に後屈できなくなったりするので、しっかり状態を見極めて筋肉を緩和します。

腰は股関節とつながっているため、当院独自の股関節を緩めるテクニックが効果的な場合が多いです。

状態にもよりますが、ぎっくり腰の場合、一回の治療で50~80%の改善が見られることが多く、4回くらいの治療でほとんど問題がなくなるケースが多いです。

椎間板ヘルニアを伴っているケースでは、椎間板の治癒に時間がかかることもあります。

何度もギックリ腰を繰り返している方もいらっしゃいますが、そのような方は足回りの筋肉の硬さや、骨盤・腰椎のズレが慢性的になっている方も多いです。

よく、『ぎっくり腰はクセになりやすい』と言われますが、ぎっくり腰が良くなった後も自分でストレッチしたりケアすればそう簡単には再発しません。

しっかり治療すれば再発も防げる症状ですので、是非ご相談ください。

check早くぎっくり腰から良くなりたい
checkギックリ腰になり立ち上がる、下のモノを拾う、体勢を変える、寝返りなどが困難で、困っている
check初めてぎっくり腰になり、不安
check何度もぎっくり腰を繰り返していて、根本的に何とかしたい
checkぎっくり腰を予防する方法を知りたい

こんな方にはサンフラワーカイロプラクティックの施術が有効です。

ぎっくり腰の症例

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